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2009年05月24日

世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」

カルミナ・ブラーナ、行って来ましたよ~!

世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」

全25曲からなる組曲の中で最初と最後に流れる主題曲が「O Fortuna」という曲で、これが一番有名な曲です。
これが、というか、これのみが有名??

数年前から、オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』の「おお運命の女神よ~O Fortuna」と、ヴェルディ作曲の『レクイエム』「怒りの日~Dies Irae」がCMや映画などでよく流れていて、耳にするたびに心拍数が上がっていましたハート失恋ハート失恋

今日も、心拍数、上がる上がる。。。
映画「オーメン」だぁ。(気づいた人いるよね?)

舞台に立ってこの歌、歌ってる人たちは、どうなんだろう??
興奮状態??それとも、冷静なのかな?
歌詞、なんだかすごい・・・。
実を言うと、私は詩を読んでも理解できなかったんですガーン
ただ、第1曲と第25曲を生で聴いてみて、終始鳥肌でしたし、特にバリトンソロのグレゴリオ聖歌みたいなのがかっこよくて素敵でしたピカピカ

「カルミナ・ブラーナ」は1937年ドイツで初演って、調べてみたら、日中戦争勃発した年です。7月7日の盧溝橋事件の翌日に初演されてたみたい。
そのドイツで初演が大成功を収めたとありますが、じゃあこの曲が完成した前年の1936年って、ベルリンオリンピックじゃないですか~。って、勝手に数珠繋ぎしてみましたが、なんか関係ないかなぁ~。ないよね~汗
作曲したオルフさんは、音楽教育者だったんですよね。ってことは、リトミックがお得意だったのかな?
むかし、大学院時代に子どものための音楽の本を出版したとかなんとか授業で習ったっけ?
あぁ~、子どもの音楽教育って、一番ニガテ。だから、そのくらいの事しか調べなかったけど、第3帝国時代のドイツで音楽活動してた人が創った音楽みたいです。オルフさん、嫌いじゃないんですよ。
しかし、なんだかおっかないものを感じつつも、感動はするし、人間の欲求を描いているような感じにも思えました。だって、お子様には分からない男と女の世界を描いているような所がありますモンね。
聴いていて、時々、ティンパニとか爆発するんじゃないん?っていうくらい攻撃的なときもあったなぁ・・・オドロキ
とにかく350人を越える出演者でスペクタクル!!
そしてインパクト大な音楽はなかなか聴けませんよね。

明日も本番があります。
サンポートホール大ホールで14時開演です。
当日券もあるようなので、お時間ある方は是非聴いてみてください。

テノールの師匠もさすがいい声でした。3階席の私には光を追うだけで、姿は見えなかったけど・・・。


タグ :コンサート

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