2013年01月25日

ISAMU

こんにちは!

昨日は、サンポートホールで行なわれた、「iSAMU プレ公演」に行ってきました。(リンク先は、演出の宮本亜門さんのHP内「ISAMU」のページです)

今回は8月に行なわれる舞台のプレ公演ということでした。

ちなみに、本公演は8月30日に決定したそうです。


ISAMU


この作品は、3年をかけて創作されていて、現在はまた制作過程にあるということですが、およそ1時間ちょっと、十分に人の感性にうったえかけてきた作品でした。

この先どう変化していくのか、それがまた楽しみだなと思いました。

役者さんたちもまだ決まっているわけではなく、これから決定していくのですが、この役者さんたちで観てみたいな~。

イサムを演じた瀬川亮さんも、7人の役者さん皆さんが本当に、よく演じられていて、素敵でした!

作品の公演のあと、「なぜ今、イサム・ノグチなのか?」ということにはじまり、イサムさんの素顔を、演出の宮本亜門さん、パルコ劇場のプロデューサー毛利さん、そして観客の皆さんも交えてアフタート-クがありました。

亜門さんは、ご存知のように過去に様々な演出を手がけ、世界を舞台に活躍されていますが、2列目の席。こんなに近くでお話が聴けたのは、私は初めてでした。

すごいオーラ。


さて、お話の内容をちょっと振り返っておきたいなと思います。

亜門さんがトークの中でおっしゃった言葉にすごく印象的な言葉がたくさんありました。

あくまでもトークの中で出てきた言葉ですので、活字にするのは恐縮です。

私自身への問いかけとして、備忘のために書いておきます。


「ものをつくらないと、自分じゃないかもしれないと思っていた・・・?」

(イサムのことを一言で言った時のひとつに) 「勝手なくらい純粋」。

(イサムの生き方について) 「均整のとれた生き方ではない」

 (イサムの)作品を一つ置くことで、町も人も生き方も変える」

(イサムにとって) 「模索は旅だったのではないだろうか」

必ずしも正確ではないと思いますが、おおよそこういったことをおっしゃっていたように思います。




イサム・ノグチは、香川にとても密接なつながりがあるのに、地元にいながら詳しいことはまだまだ知らない私。

まずは参考文献を読んでみようと思っています。


宮本亜門さん、実は昔から彼の著書を読んだりして、すごく興味を持っていて、いつかお話をお聴きできたらいいなぁって思っていました。

でも、演出家の、いろんな意味での鋭さをオペラで何度も経験しているので、正直言って私は怖い・・・。

しかし、尽きることのない泉のようなエネルギーで舞台を創り出す力をまた身近に感じたいなと思いました。

やっぱり"舞台"はすごい!!


今日も19時からサンポートでプレ公演があります。ぜひご覧ください!!




同じカテゴリー(もっと気軽にクラシックコンサート)の記事画像
笑顔で歌う活動
新境地開拓!?
【ワクワクさせる人】
フラメンコ鑑賞☆
喜歌劇「こうもり」
5月17日(日)コンサートのお知らせです☆
同じカテゴリー(もっと気軽にクラシックコンサート)の記事
 笑顔で歌う活動 (2015-12-16 20:13)
 新境地開拓!? (2015-12-02 08:26)
 【ワクワクさせる人】 (2015-08-15 11:34)
 フラメンコ鑑賞☆ (2015-07-06 07:36)
 喜歌劇「こうもり」 (2015-06-30 09:21)
 5月17日(日)コンサートのお知らせです☆ (2015-04-29 14:12)


削除
ISAMU