2013年07月15日
"青春の賭け"に便乗する幸せ。
こんばんは!
今日はいろんな感動で充実した一日になりました。
その感動を忘れないためにも、日記に書いておこうと思います。
昼間は高松市図書館で行なわれた、菊池寛作品の『恩讐の彼方に』の朗読会に行ってきました。
朗読されたのは、元フジテレビアナウンサーで高校の先輩にも当たる、小林大輔さん。
とても素晴らしい朗読で、また明日にでもこちらのことは書いてみたいと思います。
さて、そのあと急いで向かったのは、生島のレクザムスタジアム。
連日熱戦が繰り広げられている、高校野球。4日目でした。
今日は夕立もあり、第2試合が途中待機ということになり、第3試合は16時開始に変更されていました。
そのおかげで、私も観に行くことができたわけです。
そこのところは、雨を降らせてくれて、ありがとう!という気持ちでした。

そんなわけで、ワンピースで応援という、なんとも不釣合いな格好・・・。
そんなことはどうでもよくなるような、いい試合を見せてくれました。
今日の第3試合の対戦カードは「英明高校VS志度高校」。
志度高校には、毎年商業科の皆さんにお会いする機会があります。
そんなこともあって、応援しています。
今日の試合、結果は1-0。英明高校が勝利しました。
でも、とてもいい試合でした!!
私のすぐ後ろには、40年前からずーっと応援している名物のおじさんがいて、いろいろ解説してくれたのですが、練習試合も観ているので、今日の試合はここ数年にないくらい、いい試合をしてくれたと言っていました。
私もそう思う。互角の戦いでした。
負けたけれど、決して倒せない相手ではなかった。なかっただけに、負けたのが悔しい。その思いで志度高の応援席は寂しい空気に包まれていました。

試合終了後。
彼らの背中が泣いていました。
あんなに一生懸命やってきたのに、一瞬にして幕がおろされる。
「勝利」に、確実に手が届きそうなほど練習もした。誰がその結果を裏切り「敗北」を与えられ、マウンドを去らなければならないと想像したでしょう。
選手たちはおそらく絶大な自信満々で望んでいたわけではないでしょうが、「全員野球」と書いた応援席の生徒たちからは、勝利を信じる空気しか送っていなかった。
それはどこのチームも同じだと思いますが、どうしても敗北したチームのそばにいると、シビアなほどにフェアな結果に悔しくて。
敗戦のあと、応援してくれた大切な人たちに、お礼を言う選手たち。
中には、泣き崩れていた選手もいました。

応援していた人も背中はさみしそうだったけど、拍手でお疲れ様の言葉をかけていました。
ピッチャーの吉野君、速球で、コントロールもよく、センスがあって、よくぞ英明打線を抑えていたと思う。
こうした、夏の高校野球。会場を出るときに、この前の高松一高VS高松高校の試合で一つ嬉しい感動がありました。
そのときの写真です。

わかりますか?
右のほうにいる女の子たち。
赤い応援グッズを持っていたので、高松一高だと思うのですが、帰っていく観客に「ありがとうございました!!」ってあの、えらく熱いアスファルトの上でお礼を言っていたんです。
当然のことながら、もはや敵も味方も関係ないですよね。
深々と頭を下げていただき、こちらこそありがとう!
インタビューをした時に「これが最後と思うと・・・」と、涙ながらに答えてくれたマネージャーの想いが、ここでもっとよくわかりました。
こういう思いが綿々と繋がっていくのが、高校野球の伝統。
40校出ているうちの39校は、香川で必ず敗北を一度は味わうのだから、試合の結果に不思議なことは何もない。
でも、一度でも多く試合をしたい彼らの真剣な”青春の賭け”を、大人になった彼らと関係のない私までもが便乗できることがなんと幸せなことでしょう。
夏はやっぱり高校野球だ!
輝く姿を観ている人はいっぱいいる!という証拠の写真たち。

「野球が僕らを一つにする」。このスローガンは誰のこころにも響くはず。

夏は・・・まだまだ終わりません。