2010年06月21日
広島平和記念資料館レポ その2
次に、落とされた原爆についてです。
次の写真は、実際の原爆の実物大です。

「エノラ・ゲイ」に乗せられた原爆、通称「リトルボーイ」と呼ばれたこの原子爆弾。
宙を浮くような形で実物大を模したものが展示されていました。
はじめてみました、こんな大きさだったんですね。
正直言ってこのくらい(この程度)の大きさなんだ…と思う人は多いと思います。
この爆弾で、
爆心地では7000度にも達する熱線により、一瞬にして焼き尽くされ、
超高圧の爆風によって、人も建物も吹き飛ばされ、
天を焦がす勢いで燃えあがる火は至る所で大きな火災を引き起こし、
その後も放射能の影響で人々は苦しみ続けたとは…。
その、落とされた瞬間に止まった時計もありました。

ほかにも、爆風で変形したガラス瓶があり、それには実際に触れることも出来るようになっていました。
この日、海外から来られた方が多くて、中には資料を見て気分が悪くなった方もいました。
そのくらい、惨状を知ることは初めての人には覚悟も必要かもしれません。
また、これを見た瞬間私も体が冷たくなりそうだったものがあります。

上の写真は、「エノラ・ゲイ」の乗組員が原爆を投下したあと、広島の状況を確認するために使用したと言われる双眼鏡でした。
いったい、何を、見たのでしょうか。
何が見えて、どんな思いだったのでしょうか。
後の話で、実際に落とした人も、精神に異常をきたして亡くなったときいたことがありますが、
全ての人を蝕んでいく戦争の恐ろしさを改めて感じさせられました。
いま、その「原爆」を落としたアメリカでは、2020年までに全米101都市を目標に、
2007年より被爆体験者証言や被爆の実証などを伝える原爆展を開催しているそうです。

平和を願うことはもちろんですが、核の恐ろしさ、なぜそれを持たなくてはならないのかという私たち日本人にとっては腑に落ちない保有国の現状や考え方も認めるわけにはいきませんが知る必要があるし、世界で唯一の原爆による被爆国として、世界に伝えていかなくてはならないことがある現実を私たちはもっと知る必要があります。
それぞれの立場で考える必要がありますよね。
大人になってこの施設を訪れることは、できるなら行ったほうがいいし、必要だと思います。
今年は終戦65年ですね。
戦争を体験した人が年々少なくなる中、戦争を知らない人がどれだけその惨状を知ることが出来るのか。
自分から知ろうと思わなければ、誰も教えてくれません。
でも、そこに行けば少しでもわかることがあります。
考えさせられた広島の旅。
被爆した人が身を投げたこの川。
曇り空の下、とても印象に残りました。

次の写真は、実際の原爆の実物大です。
「エノラ・ゲイ」に乗せられた原爆、通称「リトルボーイ」と呼ばれたこの原子爆弾。
宙を浮くような形で実物大を模したものが展示されていました。
はじめてみました、こんな大きさだったんですね。
正直言ってこのくらい(この程度)の大きさなんだ…と思う人は多いと思います。
この爆弾で、
爆心地では7000度にも達する熱線により、一瞬にして焼き尽くされ、
超高圧の爆風によって、人も建物も吹き飛ばされ、
天を焦がす勢いで燃えあがる火は至る所で大きな火災を引き起こし、
その後も放射能の影響で人々は苦しみ続けたとは…。
その、落とされた瞬間に止まった時計もありました。
ほかにも、爆風で変形したガラス瓶があり、それには実際に触れることも出来るようになっていました。
この日、海外から来られた方が多くて、中には資料を見て気分が悪くなった方もいました。
そのくらい、惨状を知ることは初めての人には覚悟も必要かもしれません。
また、これを見た瞬間私も体が冷たくなりそうだったものがあります。
上の写真は、「エノラ・ゲイ」の乗組員が原爆を投下したあと、広島の状況を確認するために使用したと言われる双眼鏡でした。
いったい、何を、見たのでしょうか。
何が見えて、どんな思いだったのでしょうか。
後の話で、実際に落とした人も、精神に異常をきたして亡くなったときいたことがありますが、
全ての人を蝕んでいく戦争の恐ろしさを改めて感じさせられました。
いま、その「原爆」を落としたアメリカでは、2020年までに全米101都市を目標に、
2007年より被爆体験者証言や被爆の実証などを伝える原爆展を開催しているそうです。
平和を願うことはもちろんですが、核の恐ろしさ、なぜそれを持たなくてはならないのかという私たち日本人にとっては腑に落ちない保有国の現状や考え方も認めるわけにはいきませんが知る必要があるし、世界で唯一の原爆による被爆国として、世界に伝えていかなくてはならないことがある現実を私たちはもっと知る必要があります。
それぞれの立場で考える必要がありますよね。
大人になってこの施設を訪れることは、できるなら行ったほうがいいし、必要だと思います。
今年は終戦65年ですね。
戦争を体験した人が年々少なくなる中、戦争を知らない人がどれだけその惨状を知ることが出来るのか。
自分から知ろうと思わなければ、誰も教えてくれません。
でも、そこに行けば少しでもわかることがあります。
考えさせられた広島の旅。
被爆した人が身を投げたこの川。
曇り空の下、とても印象に残りました。
Posted by ゆっち at 09:42
│旅日記
この記事へのコメント
不謹慎かもしれないけど、
正直「こんなに小さいん?」って思いました。
なにも知らんのやな~ってあらためて感じました。
ちゃんと知らないといけないことですね。
正直「こんなに小さいん?」って思いました。
なにも知らんのやな~ってあらためて感じました。
ちゃんと知らないといけないことですね。
Posted by 白扇 at 2010年06月21日 22:38