2014年07月03日
今朝の読書。
おはようございます。
たくさん書きたいことがたまっておりますが、デジカメから取り込むのも時間がかかっちゃって後になってしまっています・・・。(容量が大きく、いつの間にか取り込みにも時間がかかっちゃうようになってしまいました)
さて、まだ3日目ですが、朝の読書、読むだけでなく、ちょっとした感想も書くようにしていますので、今朝も書きます。
今朝の本は『あの介護施設にはなぜ人が集まるのか? サービスを感動に変える18の物語』
という本です。
この中には、香川の施設「ロイヤルケア高松」さんについても書かれてありました。
介護施設にはいろいろありますが、全国の、モデル的な事例を書いており、現場での取り組みについて書かれています。
いくつか印象的な事例を抜粋・要約してみます。
「あなただけの1日」 (P.103~) 香川県高松市【ロイヤルケア高松】
一年に一度、自分の選んだスタッフによる同伴で、好きな場所に行くことが出来るサービス。別名で「デートプラン」。
朝からおめかしをして、長年行くことが出来なかった旦那様のお墓に行く。入居前は常連だったお寿司屋さんで食事を楽しみ、最後はホームセンターで花の苗をたくさん買う。
やりたいことをギッシリと詰め込み、年に1度限りの「私だけの一日」を過ごす。 (一部抜粋)
こういうわがままというか希望を叶えてくれる施設もあるんですね!
「”親切”の功罪」 (P.141~) 岡山県倉敷市【株式会社 創心會】
会社の掲げる理念は、こんな言葉で表されています。
「なんでもして差し上げるはしない
日本一不親切な親切で
もっとできるをもっと知ろう」 (抜粋)
歩行の安定しない方が「歩くのがつらい」とこぼしたとき、どうするか?
車いすに乗せて差し上げるのでは、「歩く」という動作を奪ってしまう。
お客様は機能回復のチャンスを失う・・・。
目の前で起きている出来事や利用者の口からこぼれる”要求”に惑わされず、プロとして深く考えて行動するべきだという信念が”日本一不親切な親切”という言葉に含まれている。(一部抜粋)
「トンカチとのこぎりの音が響くサービス」 (p.164~) 大阪府堺市【社労夢考房 匠】
このデイサービスのキャッチコピーは、「お仕事デイサービス」。その名の通り、高齢者の方々は仕事をするためにこのデイサービスに通ってきます。
一般的なデイサービスの延長線上で考えると、施設からテーマとして与えられたものを作成し、持ち帰るという形式が多いですが、こちらでは本当に死後尾を受注し、製作、販売するという社会の流れと同じ形になっています。(一部抜粋)
ほかにもたくさんあるのですが、少しご紹介しました。
今日は、志度と屋島で歌のレッスン。そして百十四銀行志度支店から、中国銀行志度支店さんに作品を搬入します。
それでは、今日も良い一日を!
Posted by ゆっち at 09:49
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